左人工股関節置換術入院(2017年4月25日)までの過程

2016年12月より左股関節の痛みが強くなってきました。主治医の予約は2017年1月5日であり、その前は全て予約がいっぱいのため、他の日で予約外受診をしました。

2016年4月に定期診察時のレントゲンと今回のを比較すると変形がかなりすすんでおり、関節の隙間がほんの少ししかありませんでした。そのせいで痛みが強くなっていたのです。

今から約3年前に婦人科疾患で臓器の摘出術を受けた後に右股関節痛が出たので、主治医より整形外科受診依頼をしてもらいました。その時は手術時間が約5時間位、体位が痛みを誘発させたのではということでした。その後は痛みは落ち着き、半年ごとの経過観察レントゲンでのチェックとなりました。
診断名は「臼蓋形成不全」でした。

股関節には臼蓋という受け皿のような部分があり、大腿骨の先端の骨頭が臼蓋に納まるように構成されています。この臼蓋の形成が不完全なために大腿骨側の軟骨に摩擦が生じて軟骨が削り減ります。その結果、股関節が変形して炎症が起きてしまうのです。

予約外で診察してくれた医師から「この状態はかなり辛いですね。杖は使って下さい。1月5日に主治医のNドクターと相談してみて」との。もうこの時点で私には手術して治すことを考えていました。いずれは、手術適用になるよとは言われていたので、心の片隅にはあったものの、こんな1ヶ月で症状が悪化するとは思ってもなかったよ。1月5日主治医の診察で「もうダメか?最短で4月26日手術。即、お願いします、と。」それまではだましだましやるしかない。

「両側股関節臼蓋形成不全」であるが、手術は左側、人工股関節置換術を受けることが決まりました。

その後、とんでもないことが起こったのです。これは私にはショックでした。1月16日と19日に転倒。そんなはでに転んではないんだけどね。20日の朝、いつもと動きが違うこと、不安定、痛みが強いのはもちろんのことで、予約外受診することに。その日は運よく主治医がいる日でした。レントゲンを撮ってから、主治医が診てくれることに。

診断は「左恥座骨骨折」でした。

恥骨と座骨ちょの両方骨折しており、治療法はこのまま、安静にして骨がつくまで待つしかないのです。

主治医から「家で安静保てる?骨つくまで松葉杖使うけど。無理なら、1週間安静目的の入院で痛みが落ちつくと思うよ」ということで緊急入院となりました。

普通の患者であれば、約1ヶ月で骨はつくらしいのですが、私の場合は、結局3月中旬までかかってしまいました。やはり、ステロイド薬を長期に服用していたりとしていた影響が大きかったようです。

12月からこんな状況で、ようやく今日にたどりつきました。

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村田 佳寿美

2023年8月より介護事業所認知症型通所介護デイサービスにて勤務スタート。医療従事者25年、大学病院・クリニック・一般病院・急性期総合病院に勤務していました。ケガをしたり病気になったり、患者経験もあり、その経験が仕事に活かせています。いつの間にか人と関わることの楽しさを覚えてました。
このブログでは、私自身の経験、健康な身体づくり、介護職側や利用者家族側、医療従事者側や患者側の両方からの目線での気付き、日常生活の記録などをアウトプットしていきます。
このことが、他の方に参考になれば、幸いです。

介護福祉士
がん支援センター相談員基礎研修知識確認コース受講修了
健康管理士一般指導員/健康管理能力検定1級
BLSプロバイダーコース