左人工股関節置換術入院2日目手術当日2017年4月26日です

とうとうOPEの朝が来ました。今までの疲れがどっと出たのか、昨夜はぐっすりと眠れて、今朝はスッキリとした清々しい目覚めとなりました。

  1. 受持ちNs.が訪室。バイタル測定、昨日21時以降から食事していないかの有無、飲水は11時まで可能であるので。
  2. 9時15分から、父親、姉、主治医Y医師同席で、主治医N医師(執刀医)から、手術の説明が行われました。私は事前にほぼ医学書、ネットなどで理解はしていました。今回、執刀医から詳しい説明で確実に納得でき「お願いします」ということに。部屋に戻り、5種類の説明文をもう一度読み返し、父親、姉にもしてもらい、同意書にサインをして、提出しました。これにて、手術申し込み完了です。あー忙しいのう。
  3. 受持ちNs.訪室にて、GE施行。便がお腹に溜まっているといけないので浣腸をします。10分位ガマンしてくださいね。とトイレでスタンバイしていてもいいですよと。スッキリ出て安心です。部屋に戻るとOPE着が置いてある。下はズボン履いたままでOKといっていたよね。主治医ではない医師が訪室。OPEの為の点滴をしにやってきました。点滴の針を入れさせていただきたいのですが。とOPEの為なので、針は(サーフロー留置針)20Gを使用します。通常より太くて指す時は痛いですからね。と
    まずは血管探しから。なにせ私の血管はNs.Dr.泣かせなんですよね。大丈夫そうなところを教えて、ここどうですか?とそれでは、痛いですよ。お見事!一発でクリアしました。そこで私が医療者であることを話したら、納得され、どうりで話の展開がスムースであり、専門用語が出てくるのかと。だからこそ、緊張したのとことでした。
  4. 受持ちNs.訪室で、OPE着に着替えを。お手伝いをしますよ。とあっそうか、してもらえるんだあ。いつもはする側だからね、では、お言葉に甘えて。
  5. 助手さんより声がかかり、お部屋の準備ができたので、移動を。そういえば6人部屋から4人部屋に移動することになっていたわ。床頭台、ベット、はそのままで、棚にのせていたものは、ベットにのせて、キャリーもベットへ。私はその後ついていくだけ。師長さん、助手さんで移動してくれました。
  6. OPE室に持っていくもの、使用するものの準備をしておき、12時20分OPE室まで、杖歩行で出棟。入口まで父親、姉が見送りに。では、行ってきまーす!よろしくね。
  7. OPE室入室、担当Ns.より、名前、生年月日、手術部位の確認があり、ストレッチャーに乗り、OPEブースへ移動。ストレッチャー上で麻酔の準備を。心電図モニター、サチュレーションモニター、血圧計をつけていきます。まあ、手際いいですね。脊髄くも膜下麻酔をするので、エビのように背中を丸めてお腹をのぞき込む体制をとります。消毒をし、ひんやりと、つめたい、針を刺し
    少し痛かったけど。そして、グリグリと押される感じで、これがなんとなくいや。しばらくしたら、下半身の感覚がなくなってきました。これで麻酔が効いた証拠ね。この後、全身麻酔へ。マスクを口に当てられ、ゆっくり深呼吸してくださいね。と、何回して薬が入ってからは夢の中へ。
  8. ここからは、夢のお話しでもしましょうか。
    入院の前日のこと、職場の委員会メンバーの飲み会があり、そこで楽しくワイワイ飲み食いしているのです。このメンバーで2年間、アイディアを出し合って頑張ってきた最高の仲間です。この4月で寿退職、他部署異動、私は療養欠勤中で、残り2名も任期が切れまれした。今回は、お疲れ様会でもある飲み会は、今までの苦労はなしなどで盛り上がり、愚痴も含めて、ご飯も美味しく、私的には白ワインが美味しかったです。ラストオーダーの白ワインが届き、飲もうとしたところ、「村田さん、村田さん、わかりますか?わかりますか?手術終わりましたよ」と。えっー。私の白ワインは。
    せめて、この一杯だけ飲ませてよー。そんな感じでした。
  9. まあ、現実の戻りまして。まずは、のどが痛いです。抜管後の痛みですね。そして、体が重たい。状態が落ち着くまでリカバリー室で。大丈夫なので、主治医Y医師、W医師2人でベットごと帰室しました。受持ちNs.により、バイタル測定、部屋をキョロキョロする私。父親、姉に主治医N医師より説明があったようだ。OPE後に撮影したレントゲンをプリントアウトしてわたしてくれました。病室に戻ってきたのは16時15分くらいかな。ここからがながいですね。22時30分には飲水ができるので嬉しいです。
  10. 酸素マスは朝まで、フットポンプ、ドレーンは明後日まで、バルーンは明後日くらいまでかな?
    痛み止め使用し、アイスノンでクーリングし、体位変換でNs.コール、ベット柵につかまるのも一苦労。両足の痺れもとれてきて動かすことができました。飲水がようやくでき、口腔内が潤い気持ちよくなりました。
  11. ようやく、長い夜から解放され、朝がきましたよ。洗面、歯磨きができました。ベットも90度アップ可能に、視界が変わるね。酸素マスクもはずれてラッキー。採血も終了。
  12. 朝ごはん、食べられますよ。もちろん完食です!!
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村田 佳寿美

2024年4月より地域密着型デイサービスにて生活相談員兼介護士として勤務。2023年8月より介護事業所認知症型通所介護デイサービスにて介護士兼生活相談員として勤務。医療従事者24年、大学病院・クリニック・一般病院・急性期総合病院に勤務していました。ケガをしたり病気になったり、患者経験もあり、その経験が仕事に活かせています。いつの間にか人と関わることの楽しさを覚えてました。
このブログでは、私自身の経験、健康な身体づくり、介護職側や利用者家族側、医療従事者側や患者側の両方からの目線での気付き、日常生活の記録などをアウトプットしていきます。
このことが、他の方に参考になれば、幸いです。

介護福祉士
レクリエーション介護士2級
普通救命講習(自動体外除細動器業務従事者)
健康管理士一般指導員/健康管理能力検定1級
がん支援センター相談員基礎研修知識確認コース受講修了