自分の身体をコントロールできなかったことで発見したこと・ステロイド剤少量でも長期間服用している人は気を付けて!

2018.8.8~8.15まで、虚血性大腸炎で入院していました。

身体の不調に気付きながら、優先してやることをなんとか、こなしてきましたが、やはり限度がありました。

確かに7月末くらいから、仕事の事も、家族のことなど、プライベートの楽しみが、盛り沢山であったことも、影響していたのかも知れません。

お恥ずかしながら、私はいくつかの病気を患っていて、現在も治療中です。
そな中でも自己免疫疾患シェーグレン症候群があり、症状もさほど強くはないけれど、7月中旬位から、少しずつ悪くなってしまっているのです。

この病気になって5年?もうそんなに付き合っているのかと、思い出しました。
その時からステロイド剤の内服をしています。わずかのmgでも切らしたことがありません。

このステロイド剤の影響が、出できていることは、間違いありません。
自分でもそこの所は理解していましたが、あまり自覚していませんでした。

骨がもろくなる、骨粗鬆症も疑われたこともありますが、検査して大丈夫だったようです。

でも、ちょっとのつまずきに転んだだけで、恥骨・坐骨を骨折したことがあります。
その時主治医から、言われました。ステロイド剤長期間少量でも服用していると、有り得るからね、と。

前置きが長くなってしまいましたが、

それにより、長期間服用していると、疲労感、感染しやすいなど、いろいろな症状がでてきます。

自分では、この位ならまだ疲れてないよ。ちゃんと睡眠とれれば、大丈夫!と思っていました。
ところが、そうではなかったのですね。

ほんと、自分の身体は、自分でコントロールしないとね。誰が守ってくれるの?と強く感じました。

病気を患っていない方なら、外来治療で済むことも、私の場合はほぼ入院治療の対象になること。

今回の不調に気付いたのは、8.5の夜位からでした。食欲低下、なんとなく身体のだるさでした。ちょうど、2連休なので休めれば大丈夫。都合の良いように考えていました。

翌朝、お腹が空いていたので、一食だけでも食べなければ、いけると、思ってしまったのが、間違いでしたね。
身体のだるさは、強くなってきました。午後に家族の予定で、同行することになっていました。朝ごはん食べて、また寝ることに。

だいぶ、落ち着きました。同行し、帰宅してから、自分の用事を済ますために市役所へ。

そこから、ジワジワと調子が悪くなっていったようでした。

翌朝8.7も本来なら、同行する予定でしたが、身体がいうこときかないので、寝たきり状態でした。

この日の朝ごはんを少し食べてから、食べられず、飲むこともできなくなりました。

翌朝、少し起きることができましたが、とうてい仕事なんで無理。
本来なら、昨日のうちに職場に電話するべきだったのですが、それすら無理でしたね。

予約なして、外来受診することにしました。
昨日、ひたすら寝ていたので、自宅からなんとか病院まで、行くことができました。

予約なしだとかなりの待ち時間になるのですが、以外に早く診察してもらうことができました。

診察し、CTに。採血・採尿は処置室でやってくれるとの。

食事・飲水もできないので点滴。

脱水になっていたせいなのか、採血も一苦労。

CT結果は大腸の浮腫がかなりあるとのこと。朝から腹痛と少量の下血がありました。

採血の結果、炎症反応CRPの値が、高値12.5とあり、緊急入院となりました。

感染性大腸炎か虚血性大腸炎かを疑うとのことでした。
そこは入院して、大腸内視鏡検査をするとのことで。

血圧も低く80代、フラフラしてます。
看護師より、ベッドなら離れる時は、必ずナースコールを押して待っていて下さいとね。

これっ、患者さんによく言う言葉。
患者さん、けっこう遠慮しているんですよね。今、忙しそうだから、これくらいなら大丈夫と思ってしまうのです。

しばらくは、禁食で飲水は可能、点滴で抗生物質投与していきます。
24時間の点滴は、大変。ちゃんと時間通りに滴下しているか確認、切り替えなどいろいろです。

昼間はまだいいのですが、夜中の睡眠が深くないんですよね。
仕方ないんですが。

なんだんかだんでしたが、2018.8.15に出所(退院)できました。症状も落ち着き、炎症反応の数値もほぼ基準値となりましたので。

このほかたくさんの気付きを得る、入院生活でした。

少量のステロイド剤内服でも、長期間服用している場合は、ちょっとした変化に敏感になりましょう。

アイキャッチ画像は入院中、神宮の花火大会を病棟のロビーから撮った写真です。

入院中の癒しの1つになりました。

今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

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村田 佳寿美

2024年4月より地域密着型デイサービスにて生活相談員兼介護士として勤務。2023年8月より介護事業所認知症型通所介護デイサービスにて介護士兼生活相談員として勤務。医療従事者24年、大学病院・クリニック・一般病院・急性期総合病院に勤務していました。ケガをしたり病気になったり、患者経験もあり、その経験が仕事に活かせています。いつの間にか人と関わることの楽しさを覚えてました。
このブログでは、私自身の経験、健康な身体づくり、介護職側や利用者家族側、医療従事者側や患者側の両方からの目線での気付き、日常生活の記録などをアウトプットしていきます。
このことが、他の方に参考になれば、幸いです。

介護福祉士
レクリエーション介護士2級
普通救命講習(自動体外除細動器業務従事者)
健康管理士一般指導員/健康管理能力検定1級
がん支援センター相談員基礎研修知識確認コース受講修了